【きむらNEWS】 新型コロナウイルス②
少しずつ暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
前回は新型コロナ感染症の重症化についてお伝えしましたが、今回は自己免疫力を上げるための方法をお伝えします。
体の中で免疫細胞が一番多いところはどこだと思いますか？
それは、【腸】です。
腸の中にはからだの免疫細胞の約７割が生息しています。
腸は、体に必要な栄養分を吸収する重要な器官ですが、腸へは栄養分になる食べ物と一緒に、「ウイルス・病原菌」も運ばれてきます。
万が一栄養分以外に、ウイルスなどを体の中に吸収してしまうと、病気になってしまいます。
そうなるのを防ぐため、腸の壁には免疫細胞が城壁のように「ウイルス・病原菌」の侵入を阻止しています。
しかし、腸内環境が悪くなると免疫細胞の働きが悪くなってウイルス等の侵入を許してしまいます。
では、腸内環境を良くするにはどうすれば良いのでしょうか。
それは「腸内細菌のバランス」を整える事です。
腸内環境は、善玉菌、日和見菌、悪玉菌のバランスがとても大切で、特に善玉菌が少なくなると腸内環境がみだれてしまい、免疫細胞の活性に影響してしまいます。
善玉菌を増やすには、
① 乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌、麹菌、納豆菌などのヨーグルト、味噌、納豆、漬物などを食べる事です。
② 食物繊維と、野菜や果物に含まれるオリゴ糖など善玉菌のえさを食べる事です。
①・②を積極的に行う事で免疫力をあげる事ができます。
以上、今回は腸を元気にする事で免疫力を上げるための方法をお伝えしました
次回もコロナを寄せ付けない方法をお伝えしていきます。