憂鬱な梅雨を乗り切る!簡単セルフケア

憂鬱な梅雨を乗り切る!簡単セルフケア

ジメジメしたいやな季節がやってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

梅雨になると体がだるくなったり、頭痛、めまい、むくみ、関節痛、古傷の痛みなど、様々な症状に悩まされます。
又、気圧が下がると、ヒスタミン(炎症物質・発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり、腰痛などが酷くなってしまいます。

つらい梅雨を乗り切るための、原因と対策をご紹介いたします。

「なぜ、梅雨になると体の不調が現れるか、ご存知ですか?」

その原因は・・・

1. 気圧の変化
梅雨の時期は気圧が低下することで、自律神経が乱れやすくなってしまいます。耳の鼓膜の奥には、気圧の変化を感じる「内耳」という器官があり、脳は内耳から伝わる情報をもとに、周囲の環境に体を順応させようとします。
しかし、気圧の変化で内耳が敏感に反応しすぎると、脳に過剰な情報が伝わってしまい、自律神経の乱れを引き起こして体の不調が起こります。

2. 湿度
梅雨の時期はとかく大気中の湿度が高くなり、体の表面も湿気に覆われてしまい、体から汗を出そうとしても出にくくなります。気温が上がると、さらに湿度の影響が大きくなってしまいます。
そうなると毒素を含んだ汗が、水分と一緒に体に閉じ込められしまい体の全体に悪影響起こし、だるさやむくみ、頭痛、関節痛などの症状が起きてしまいます。

3. 運動不足
雨が続くと屋外での活動が減り、いつもより運動量が落ちてしまい血行が悪くなる事で、だるさやコリが現れます。又、汗をかく事が少なくなり、不要な物が体に溜まってしまいます。

「ではどうすればよいのでしょうか?」

それは・・・

1、耳マッサージ
気圧の変化を受けやすい内耳の状態を整えます。
やり方は、
①両耳を軽くつまんで、上、下、横に5秒ずつ軽くひっぱります。
②耳を横に軽く引っ張りながら、後ろに10回程回します。
①、②を1セットとして、1日2~3回行ってください。

注意・・・耳はデリケートなので優しく行って下さい。

2、お風呂
汗をかかない事で溜まった毒素を出し、運動不足で硬くなった体をほぐし、自律神経の調整もできるお風呂です。
現代人は、仕事にプライベートに、毎日忙しい日々を過ごしているので、ゆっくりお風呂に入る事が少なくなっています。
1日の終わりはゆっくりとお風呂に入り、耳マッサージを行っていただく事で、梅雨に対抗できる体づくりができます。
お風呂の入り方は、
40度前後のお湯に肩が隠れるぐらい、5分程つかるのがよいです。

注意・・・血圧が高い方は無理をしないで、時間に関係なく少し汗ばんだら出て下さい。

これから梅雨本番をむかえますが、体調を崩されないようお過ごし下さい。

梅雨対策、簡単セルフケアをご紹介させて頂きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・五十肩・首痛・頭痛・手足のシビレ・冷え性・膝痛・股関節痛などでお困りの方は、安佐南区高取のきむら鍼灸治療院へご相談下さい。
ご予約 082-878-5905

この記事を書いた人

木村康